読み手の目を止めて「続きを読みたい」と思わせる短い一文。広告や記事の見出しがこれにあたる。どんな名文も、キャッチコピーで止まってもらえなければ読まれない。
キャッチコピーとは、読み手の目を一瞬で捉えて(catch)、「続きを読みたい」と思わせるための短い一文のことです。広告の見出し、LPの冒頭、ブログ記事のタイトル、SNS投稿の1行目——すべてキャッチコピーの仕事場です。
「文章の玄関ドア」です。どんなに豪華な家(本文)を建てても、玄関が地味で入る気がしなければ、誰も中を見てくれません。広告の神様と呼ばれたオグルヴィは「見出しは本文の5倍読まれる」と言いました。読まれるかどうかの勝負は、最初の一文でほぼ決まっています。
ゼロから発想する必要はありません。プロも型に当てはめて量産し、その中から選んでいます。
うまいと感じた広告や記事タイトルをメモ帳に集める「スワイプファイル」が古典的で最強の練習法です。50本も集めると、目を止める一文には共通の骨格があることが体感できます。
初心者がつまずきやすいポイント
「うまいこと言おう」として、詩的で抽象的なコピーを作ってしまうことです(例:「あなたらしさを、デザインする。」)。大企業のブランド広告ならともかく、個人のビジネスでは「何が得られるか」が3秒で分かる具体性が正義。かっこよさより分かりやすさです。
CTA(シーティーエー)
Call To Action の略で、読んだ人にしてほしい行動を示すボタンや一文のこと。「今すぐ申し込む」「無料で試す」など。1ページに何を置くかで反応が変わる。
LP(エルピー)
広告やSNSから来た人が最初に着地するページ。1つの商品・1つの行動に絞って作るのが基本で、他のページへのリンクをあえて減らす。
オファー
「何を・いくらで・どんな条件で渡すか」の提案そのもの。価格だけでなく、特典・保証・支払い方法まで含めて指す。コピーの上手さより、オファーの強さが売上を決めることが多い。
セールスレター
商品を買ってもらうことだけを目的に書かれた、手紙形式の長い文章。読み手の悩みへの共感から提案・保証まで、営業トークを丸ごと文章にしたもの。LPの本文はほぼこれ。
ベネフィット
商品の機能そのものではなく、それによって買った人が手に入れる「良い変化」のこと。「軽い」が機能なら、「持ち歩いても疲れない」がベネフィット。
ペルソナ
商品を届けたい相手を、実在の一人のように具体化した人物像。年齢や職業だけでなく、悩み・使っている言葉まで決めると、書く言葉が自然に定まる。